¡Hola! Mundial Keigoです!
北半球は夏至を超えて、いよいよ夏に入りました!
僕にとって、夏至は正月よりも新しい挑戦をする良いタイミングであると思っています。
世界は観光業に少しずつ活気が溢れ、スペインや中南米へ旅行をしたいと言う方が増えるでしょう。
旅行をするとなったら、レストランでスペイン語を簡単に試したい方もいるはずです!
今回のテーマで扱うスペイン語の¿Qué? は、日本語で「何?」「何の?」と基本的に使います。
また、英語ではWhat?となります。
中級編、上級編もありますが、この内容は初心者へ向けて紹介していきます。
それでは、本編へ入りましょう。
目次
代名詞
- ¿Qué + ser動詞 + 名詞?
¿Qué? はこの配信タイトルの通り、「〜は何ですか?」と言う句を表す代名詞として使われます。
基本的に名詞の部分には指示代名詞(これ、それ、あれ)や物・事に関する名詞が入ります。
例えば、「これは何ですか?」と言う句を表現したかったら、¿Qué es esto?と表します。
他に、個人の経験ではあまり聞いた事はありませんが、人名を入れる事も出来ます。
例えば、¿Qué es Keigo?
直訳すると「ケイゴとは何ですか?」となりますが、スペイン語では「ケイゴは何をされている方ですか?」と能動的な意味になります。
Google翻訳はとても素晴らしい機能ですが、日本語とスペイン語の様に、言語の起源がかなり離れている場合は直訳臭くなります。
形容詞
他に、¿Qué? は名詞とくっつく形容詞の役割をします。
主に三つの役割があるので覚えてみて下さい!
- アイデンティティ
- 性質
- 量
今日ではアイデンティティと言う単語をよく使いますが、日本語に訳したら『同一性』となります。
ちょっと分かりにくいですよね。
僕は個人的に「長期的に変わらない物事」「不変的な物事」と解釈しています。
少し¿Qué? の話題とは離れますが、アイデンティティの語源をスペイン語の祖先であるラテン語から探求してみました。
スペイン語ではアイデンティティを”identidad”と言います。また、ラテン語では”identîtas”、”iden”は『同じ』、”îtas”は『状態』を意味します。
要するに、『同じ状態』を個人や集団として、他のそれらと意識的に差別化が出来る人、物、事になります。
この文脈を踏まえて、『同一性=アイデンティティ』と定義すると納得がいくでしょう。
話は戻り、¿Qué? を形容詞としてどの様に使うのかを紹介します。
日本語で、これを使った形を表すと「何の〜が〜ですか?」となります。
それではアイデンティティを利用して、スペイン語の一句を紹介します。
¿Qué club de fútbol es más famoso de España?
何のサッカーチームがスペインで最も有名ですか?
ここで注目して欲しいのが、何の+名詞です。
僕もこの配信をするまでは、¿Qué? を抽象的にしか考えていなかったので、みなさんも感覚で覚えてもらって構いません。
日本人と西洋人の質問の重要性
日本人は理解していないのに返答で「はい。」と答える事が多いです。
話し手を尊重する姿勢が大事であると考えている方達が大半でしょうが、西洋人は理解していなかったら「分からない。理解出来ない。」とハッキリ返答します。
特に、僕がサッカー指導者として、難易度の高い練習メニューを指示する時によくありました。
個人的に、分からないまま練習をされても困りますし、分からないなら「理解出来ない。」と返答してもらった方が助かります。
勿論、話し手を尊重する事は日本人の素晴らしい面ですが、理解が出来なかったら、すぐに聞き直すか調べるなどをするのが良いと思います。
西洋人は日本人と違い、話し手の内容に対して、必要性や重要性の無い話には全く耳を傾けないので、個人的な経験からタチが悪いと感じる事もあります。
僕の視点で言うと、両方のバランスを取るのが一番であると考えています。
話し手を尊重するし、分からない事は前もって予習する、現場で直接聞く、学んだら復習すると言う基礎的な事をするのが最善でしょう。
最後に
今回の放送では内容量が多かったので、実践会話を省く事にしました。
是非、¿Qué?について他のスペイン語の参考書と一緒に比べてみて下さい!
または、スペイン語圏の友人がいる方は¿Qué?を使った会話を特訓してみて下さい!!
次回で配信する『英語には存在しないもう一つのBe動詞』を配信するのに当たって、¿Qué?の使い方を同時に実践会話で応用していくつもりです。
それでは、またお会いしましょう。
¡Adiooos, chao chaoooo!
参照
identidad
https://dle.rae.es/identidad?m=form