¡Hola! Sapporino Keigoです！
いよいよ秋の季節がやって来ました。
スペイン、バルセロナでも少しずつ冷え始めて、一般の家庭ではスープや煮込み料理をされる頻度が増えています。
コロナで自粛する事が多く、旬の秋、食欲の秋の期間でカロリーオーバーする事が増えると思います。
そこで、今回はスペインの栄養学から日本に住んでいる方達も使えてヘルシーな食材をYouTubeとブログで配信する事にしました。
動画も貼り付けたので是非ご覧になってみて下さい！気に入って頂けたら、是非チャンネル登録をお願いします！！
旬の秋食材一覧
- 野菜：サツマイモ、カボチャ、ほうれん草
- 果物：柿、梨、キウイ、栗
- 菌類：きのこ
他にも旬の野菜や果物がありますが、今回は解説する食材のみに限定します。これらの食材は栄養満点でとてもヘルシー、健康的なので次のテーマから学んで頂けたらなと思います。
野菜集
サツマイモ
- 良質な食物繊維を体内器官のエネルギーへ提供
- 筋肉の機能、神経システムを向上
- デザート、煮込み料理、フライなど
一般的なイモと違って、サツマイモには固有の糖分が含まれています。この甘さが多糖類、または食物繊維の役割を持っていて、体内へエネルギーとして吸収されます。
ちなみにイモなのに紫やオレンジ色をしているのはβカロテンが理由で、プロビタミンAとも言われます。これには抗酸化作用が含まれており、動脈硬化、発癌、老化などの予防になります。
カボチャ
- 胃と腸の抗炎症性の効果
- 消化器官の浄化
- 生野菜サラダ、オーブン焼き
カボチャはアメリカ大陸が起源だと言われています。サツマイモと同じくβカロテンが豊富です。また、カボチャに含まれるカリウムが動脈の圧迫をコントロールして高血圧予防にも役立ちます。
ほうれん草
- 葉野菜の中でも栄養素が特に豊富！
- 貧血やめまい予防に役立つ
- 水に栄養素が溶けやすい性質。オススメは生、蒸す、炒めるなど
鉄分が100gにつき4.1mg、葉酸が134mcg（マイクロミリグラム）と他の野菜に比べて、これらの栄養素は富んでいます。これとB12が多く含まれる赤肉、卵、魚と一緒に食べると貧血やめまいの悩みは解決するでしょう。
果物集
柿（カキ）
- 150gにつき1日に必要な40%のビタミンAとCが摂れる
- カキに含まれるタンニンは皮膚に張りを出させる
- 心臓を健康にさせる
スペイン語でも柿をCaquiと発音します。1870年代にヨーロッパ諸国へ柿が渡ったので、発音が簡単なのもあって現在でも使われているのだと思います。皮膚に張りを出させる効果もあるので、秋になるとスペイン人の女性達は柿を買い物かごに入れるのをよく目にします。
梨（ナシ）
- 100gで46カロリー
- 高血圧、糖尿病を予防
- 体内浄化、消化に良い
果物の中ではリンゴと同じくらい低カロリーなので、プチ断食に用いられたりします。現代病の高血圧、糖尿病、肥満の予防になる食材なので秋の時期には常にストックしておくべきでしょう。
キウイ
- ビタミンCが豊富。オレンジの約二倍！
- ビタミンCは体内防衛の為に必須
- 抜け毛、豊富な水分から便秘予防、食物繊維には体内調整をする機能
キウイの起源はニュージーランドに分布する鳥、キーウィに似ていることから名付けられました。ビタミンCの量は100gにつき、オレンジが53mg、キウイが92mgです。これから冷え込む秋にはビタミンCは体内防衛の為に必須になります。
栗（くり）
- ドライフルーツやナッツ類と比べて100gで200kcalとカロリー低い
- スポーツ選手に向けたダイエットにも使われる
- 筋肉神経システム、体内炎症、血管の機能を向上
スペインでは秋の時期になると、ワゴン車を広場に駐車して焼き栗を販売しています。ミネラルはカリウム、リン、マグネシウム、鉄が豊富で運動や仕事前にひとつまみするのもオススメします。
エクストラ
きのこ
- 豊富なビタミンD
- 飽和性の食物繊維が風邪、感染症の予防
- 体内器官の浄化、免疫システムを向上
季節替わりの雨が降り、気温が下がる事によって沢山のきのこが育ちます。太陽光からも摂取が出来るビタミンDですが、コロナで外出を控えている人達が多いので、このタイミングには必須な食材です。抗酸化作用が含まれていて免疫力も上げてくれる為、定期的に摂取すると良いでしょう。
次回
【料理放送解禁！】秋の食材、デーツとフレッシュチーズのおつまみレシピ
次回は、初の料理放送で旬の秋食材のデーツを使ったおつまみを皆さんに紹介したいと思っています。栄養素についてはその時に解説するので、是非お楽しみにしていて下さい！
Adiooos Chao chaooo
